道内看護系大学初、看護学科に2025年４月養護教諭一種免許状取得コース開設します。
※2024年12月10日付けで文部科学大臣より認定の通知を受けました。

養護教諭は｢保健室の先生｣。
学校で児童・生徒の健康を守る役割を担います。
札幌保健医療大学では､看護の専門性を活かして､子どもの心と体の健康を支える養護教諭を育成します。

札幌保健医療大学では､看護師をベースとする３コースを準備しています。
１人ひとりの将来像に合わせた選択が可能です。

• 看護師
• 看護師×保健師（選択）
• 看護師×養護教諭一種（選択）

生活習慣などに起因する児童・生徒の健康課題は複雑化し､医療的ケアを受けながら学校に通う児童生徒も増えています｡
こうした児童・生徒､保護者のニーズに応え､子どもの学校生活を支えていくには､保健･医療に関わる専門的な知識と､学校･保護者･地域のみならず､医療機関と連携･協働できる実践能力が必要です｡現在の養護教諭には､看護学の知識と技術が求められています｡

養護教諭の免許状には３つの種類があります｡

• 養護教諭専修免許状：大学院を修了｡
• 養護教諭一種免許状：４年制大学を卒業｡看護師や保健師の資格を得た後､養護教諭養成機関で半年から１年間の教育を受けて取得することも可能｡
• 養護教諭二種免許状：短期大学を卒業｡保健師の資格を得た後に申請により取得可能｡

札幌保健医療大学では､看護師免許を取得するための学修に加えて､教職課程の科目を選択することにより４年間で養護教諭一種免許状を取得することができます｡
保健師選択コースを履修し､看護師･保健師国家試験に合格して保健師免許を取得した場合は､申請により養護教諭二種免許状を得ることができます｡
養護教諭の免許状を取得すると､小学校･中学校･高等学校のいずれでも働くことができます。
ただし､養護教諭免許状の資格を得ただけでは学校で働くことはできません｡公立学校の場合は自治体が行う教員採用試験､私立学校の場合は各学校で行う教員採用試験を受験､合格し､採用される必要があります｡

看護学の理論や技術､看護学実習など看護師になるための学修に加えて､１､２年次には教育に関わる科目を中心に､３年次からは養護に関する科目を学びます｡４年次には学校での教育実習を行い､学校現場で求められている養護教諭としての実践力を高めます｡

基本となる授業料等の学費に加えて､１〜３年次は年間２万円､４年次には４万円の費用（教育 実習費を含む）がかかります｡そのほか教職課程用の教科書代､教育実習時の交通費等の負担が あります｡
※費用は変更となる可能性があります。