連携協定締結団体
栄養サポートパートナー協定
レバンガ北海道
レバンガ北海道栄養サポート
トップチームに対し、ホーム戦(30試合/1シーズン)の試合終了後すぐに栄養補給をしてもらえるよう、札幌市内の飲食店・スタンピーズ様と協力し食事提供を実施。食事は学生たちが手作りし、選手一人一人の栄養必要量に合わせて盛り付けを調整。お弁当容器のフタには、学生が応援メッセージを書いたシールを貼り、選手のもとに届けています。1シーズンに1度、学生が献立作成からイベント企画まで全てを考案・実施する「学生プロデュースデー」を開催。また、ユースチームのサポートも行っており、栄養講座は学生が1から企画。ユースの選手たちが楽しめるように工夫を凝らしています。幅広い年齢層の選手に対する栄養管理を学ぶことで、スポーツ栄養の実践力を磨いています。
- 〈主な協定内容〉
- ・トップチーム選手の栄養管理
- ・ユースチーム選手の栄養管理
- ・選手保護者向け調理講習
栄養の専門的な知識を持つ
皆さんに対して、僕自身すごく
リスペクトの気持ちが大きいです。
レバンガ北海道
中野 司 選手
普段から体組成測定や栄養相談、自身の体の目標に合わせた食事のアドバイスなど、選手一人一人に応じた栄養管理をしていただき、すごくありがたいと感じています。僕の場合、シーズン中は試合が続きトレーニングができないと筋肉量が落ちてしまうのですが、そのような時にも具体的なアドバイスをいただくことで、シーズン中の体の維持に役立っています。栄養サポートを通し、食事の内容や食材の種類、食べるタイミングなど栄養に対する意識にも良い変化がありました。ホーム戦の際には、各選手に必要な摂取エネルギーを計算した上で、試合後の食事を提供いただいています。ケータリングのお弁当のフタには学生さんからの直筆メッセージもあり、目に見える応援も嬉しいです。僕たちアスリートは食に対してすごく気を使います。専門的な知識をもってサポートしてくださる管理栄養士の先生方、学生の皆さんに対して、僕自身すごくリスペクトの気持ちが大きいです。日頃のサポートに対する感謝を伝えるためにも、10月に開幕する新シーズンは結果を出して、応援していただいている皆さんに恩返しをしたいと思っています。
ユースチーム 内藤 耀悠 選手から一言!
U15に所属している時から栄養サポートをしていただいています。当時参加した栄養講習では大学生の皆さんと一緒に料理を作る機会もあり、楽しく学ぶことができました。栄養サポートの継続で、試合中の瞬発力の向上や、相手選手とのぶつかり負けが少なくなったと感じます。
レバンガ北海道の
栄養サポートに参加しました!
栄養学科
立山 美森さん
(東海大学付属札幌高校出身)
スポーツ栄養を実践的に学びたく活動に参加しました。ホームゲーム後の選手の食事を実際に作って提供するのですが、試合後の摂取時間や、国籍による食文化の違い、嗜好性など、必要なものをどう補ってもらうか、リアリティのある学びを得ることができたと思います。ユースの皆さんに対しては、栄養指導をこちらから一方的に働きかけるのではなく、みんなが“自主的にやりたい!”と思えるような伝え方が鍛えられました。将来は子供たちの食育の分野に携わりたいと考えています。スポーツ栄養で培った力を活かし、子供たちが食に興味を持つ、その入口になりたいと思います。
包括連携協定
医療法人社団 豊生会
豊生会 各種サポート事業
豊生会グループ・NPO法人ニルスの会と連携したさまざまな取り組みを実施。コロナ禍以前は、ニルスの会が主催する地域食堂「きらりの」にて、定期的に食育ボランティアを実施。参加者と一緒に調理を行い、季節の料理を楽しみました。2023年度は7月に実施した「ニルスフェス」に、学生考案のメニュー「夏野菜カレー」と「野菜の冷製スープ」を提供。現地での調理から販売までを手掛けました。また、ニルスの会の季刊誌「ニルカジ」の表紙絵や冊子内のレシピを学生が担当。学んだ知識を地域貢献に活かしています。デイトレセンター「エルパサ」利用者の栄養状態の評価を栄養学科の教員が担当し、年齢・病気・介護度を考慮したフレイル予防のための運動療法の栄養サポートも実施しています。
- 〈主な連携内容〉
- ・ニルスフェス、ニルスマルシェへの参加
- ・冊子「ニルカジ」(年4回:四季号)分担
- ・エルパサ利用者の栄養管理
- ・地域食堂「きらりの」における食育活動
- ・地域食堂におけるおやつづくり教室
学生さんの若いエネルギーに、
誰よりも私たちがパワーをもらいました。
NPO法人ニルスの会
小林 誠さん
東苗穂にある豊生会グループの施設駐車場を会場に、2023年7月、ニルスフェスを初開催しました。広く一般のお客様を対象に、販売、飲食、体験の各ブースや縁日を楽しんでもらう夏祭りとして企画しました。“コロナ明け”でしたが、お客様に来ていただけるか正直、不安もあったんです。しかし会場で学生さんたちが接客を頑張ってくれたり、子供たちを盛り上げようとする姿を見て、「自分たちから楽しまないと」とハッとしたんですよね。ブースの担当や料理の提供など物理的な面はもちろんですが、若いパワーに僕らのマインドが支えられた部分も大いにありました。ニルスフェスはおかげさまで数百人の来場があり、大変盛況に終えることができました。イベントでひとつ印象的だったのが、高齢者のおばあちゃんと学生さんがいつの間にか仲良くなっていて、学生さんに教えてもらったという若者風のポーズを見せてくれたこと。あの姿には思わず笑ってしまいました。今回のニルスフェスは、会場でお子さんが遊び、お子さんの姿を見つめる保護者の方も寛ぎ、高齢者も、障害のある方も皆さんに楽しんでいただくことができました。その光景に、豊生会グループが目指す「共生社会」の縮図を垣間見たように感じます。これからも、学生さんのエネルギーを地域貢献に活かしてほしいと思います。
ニルスフェスに参加しました!
栄養学科
東 彩加さん
(深川西高校出身)
友人5人と参加して「夏野菜カレー」と「野菜の冷製スープ」を考案し、提供しました。普段使わないような大鍋での調理は大変でしたが、会場でカレーのフタを開けた時の「わぁ~!!」という声には、私たちもとっても感激しました。おいしかったよという感想をはじめ、「具材には何が入っているの?」「どうやって作ったの?」という質問もあり、料理に関心を持ってもらえたことも嬉しかったです。屋外での販売でしたが、コンロや保冷剤の準備があれば「いつでもおいしい温度で提供できたね」と今後の改善点もありました。仲の良い仲間たちとワイワイしながら、お客様に喜んでもらえたのが一番良かったです!
食育活動
つぐの間
nipocafe
nipocafeのサークル活動には、現在約15名が所属。周産期のお母さんの栄養不足を解消すること・休息の場を提供することを目的に、約2ヶ月に1度のペースでカフェを開催しています。学生は、産後のママに必要な栄養を考えたレシピ開発から調理、提供、接客、託児までを担当。学生が子供たちを見守ることで、お母さんたちにできたての美味しい食事をゆっくり味わってもらう時間を提供しています。また、自宅に帰ってからも栄養チャージを実践してもらうため、学生考案のレシピをリーフレットにして配付。おいしい食でnikoniko、親子で心がpokapokaする場を作っています。
学生さんたちの一生懸命な姿は、
神でしかない!
nipocafe参加者
芦野 香織さん、叶真くん、叶和くん
nipocafeを立ち上げた札保の先生に誘われたのが参加のきっかけでした。11歳、8歳、5歳の双子と4人の子供がいて、普段の料理で細かな栄養価まではなかなか考えられないですし、自分自身は掻き込むように食べることも多くて。だから、子供を見てもらいつつ、料理の成分や調理法を見聞きしながら、食事をゆっくり味わうことができるnipocafeのような場所があることが、すごくありがたいと感じます。cafeでは自宅でも簡単に調理できるようにと学生さん考案のレシピを配付してくれるのですが、こちらもおいしくて、レシピをいただいた日は、大抵その日に作っています。nipocafeは、パンをひとつ取っても人参が入っていたり、長芋が入っていたり。ただ食べるだけではなく、栄養とか発想とか驚きとかいろんなものが詰まっているんですよね。カフェの運営は大変なことも多いと思いますが、栄養を学ぶ学生さんたちが、今できる精一杯のことをしてくださる姿は、本当に神でしかありません(笑)。私がここで一番チャージできたものは“ハッピー”です。おいしいものをゆっくり味わえて、情報を得ることができて、元気をもらえる、nipocafeはそんなあったかい場所。栄養をたっぷりいただいたぶん、食事のことや家族のことを、いっそう頑張りたいと思います!
nipocafeに参加しました!
栄養学科
近野 彩香さん
(札幌英藍高校出身)
産後のお母さんや子育てママのサポートをしたかったことと、子供たちとのふれあいも楽しそうと感じて参加しました。cafeで提供するメニューづくりで難しいと感じたのが、必要な栄養素を満たしながら彩りにも配慮する、味と見た目のバランス感。苦労はしましたが、どのお母さんも笑顔で残さず食べてくれて、本当に嬉しかったです。小さいお子さんがいるとゆっくり食事を摂る時間も持てないので、料理がちゃんとあたたかいうちに提供できたのも良かったです。お母さんが食事している最中は、ブロックや折り紙を使って子供たちの託児を担当しました。子供たちも可愛くて、私たちも癒されました。
サッポロさとらんど、有限会社アド・ワン
丘珠まるしぇでの食育活動
サッポロさとらんどを会場に、近隣農家の方が旬の野菜を対面販売する「丘珠まるしぇ」。会場の一角で、子供向けの食育コーナーを学生たちが担当しています。「野菜に親しもう」をテーマに、野菜のクイズラリーや野菜の折り紙、野菜の絵本、また学生手作りの野菜のぬりえを用意。子供たちとのクイズの答え合わせや折り紙の指導などを通じ、食について、子どもたちに伝えることの難しさと楽しさを学んでいます。
※丘珠まるしぇは、毎年期間限定で営業しています。
学生さんのアイデアが実現できる、
そんなオモシロイ場を
作っていきたい。
有限会社アド・ワン
雄谷 淳史さん
「丘珠まるしぇ」は、サッポロさとらんどを会場にした、生産者と消費者を“対面販売”でつなぐ広場です。これまで農家さんの採れたて野菜の販売や、野菜を使ったキッチンカーの出店などを行ってきました。次に“学ぶこと”を取り入れたいと考え、札保の学生の皆さんに考えていただいたのが「食育コーナー」。野菜に親しむことをテーマに、クイズやぬりえなどを企画していただきました。会場では、子どもたちが夢中になって取り組んでいます。みんなと一緒に遊ぶ楽しさ、負けたくないと思うライバル心。そんないろんな気持ちを育んでいるのではないでしょうか。子供たちが野菜に優しく親しめる、ぴったりの企画だと感じています。丘珠まるしぇは物販イベントですが、実はもっと、参加者の方や学生の皆さんを外に連れ出したいと考えていて、現在、バスツアーを企画しています。この野菜は誰が作ったのか、この卵はどんな環境で育てられたのか。現場に行くからこそ出会える気づきや刺激がありますし、バスツアーでも札保の皆さんと何かタッグが組めると嬉しいですね。第3弾の構想は未定ですが、学生さんのアイデアを私たち大人が実現することで、これまで以上に“オモシロイこと”ができるのでは?と考えています。学生の皆さんの「あんなことをしてみたい」「こんなことをしてみたい」という声を是非聞かせてください、待っています!
丘珠まるしぇに参加しました!
栄養学科
佐々木 綾さん
(札幌啓成高校出身)
丘珠まるしぇに来場されていたお客様の数が想像以上に多くて、地域の人に浸透しているイベントなんだなと感じました。私たちの食育コーナーにも子どもたちがとても興味を持ってくれて、ぬりえをしながら「この野菜、食べたことある?」と聞くと「これあんまり好きじゃないんだ~」と教えてくれるなど、遊びの中でコミュニケーションを図ることができたと感じています。ひとつでも、ふたつでも、野菜の名前を覚えてくれたら嬉しいなと思いました。丘珠まるしぇに参加してから、何気なく見ていた通学中の畑にも「こういうところで皆さん頑張っているんだ!」と親近感がわくようになりました。
カレーのマチさっぽろ推進委員会
2022北海道カレーサミット
2023北海道春のご当地カレー祭り
サッポロさとらんど内で開催されるカレーライスの祭典に合わせて、親子向けのクッキングや、カレーに関するワークショップを開催しています。クッキングでは、カレーをテーマにした料理(カレーコロッケ・カレー春巻きなど)の調理指導と食育講話、クイズなどを実施。ワークショップでは、カレーライスの食べ比べやカレー粉を使ったぬりえ、カレーライスを折り紙で作る「ちぎり絵」、カレー粉を使った小麦粉粘土など、ユニークな取り組みを行っています。来場者は、どんなことを行うと楽しみながら食に親しんでくれるのか、悩みながら企画しますが、無事に終えた時には大きな達成感が得られます。
丘珠ひばり保育園
お野菜の食育
栄養学科の学生がサークル活動として、野菜を用いた保育園での食育活動を実施しました。園児に対し、野菜の育て方や野菜の栄養について講話をしたほか、大学農場「WILL FARM」に保育園の先生方を招き、野菜の育て方のポイントなどを解説し、交流を図りました。園児がニコニコして話を聞いてくれる姿から、やりがいと伝えることの大切さを実感できます。
スープカレーのらっきょ
さとのスープカレー店における食育
サッポロさとらんど内にある、スープカレーのらっきょが運営する「さとのスープカレー」に、学生のアイデアが取り入れられています。子どもたちが待ち時間に楽しめるように、野菜やカレーをモチーフにしたぬりえコーナーを設けたり、各テーブルにはカレーに使われる食材に関するリーフレットが設置され、料理が提供されるまでの待ち時間に読んでもらえるように工夫しました。お店を飾る、香辛料で作ったリースも学生たちの手作りです。
つぐの間・ぱんやみのり
ののパン(ぼくの!わたしの!パン屋さん)
「ぼくの!わたしの!パン屋さん」は、小学生が“生きること”や“働くこと”を学ぶワークショップで、栄養学科の学生有志と教員、そして札幌市東区にあるカフェ「つぐの間」と「ぱんやみのり」とのタッグから誕生したプロジェクトです。小学生は学生たちとパンづくりを通して、栄養やお金の勉強をしながら、パンを開発し販売します。全6回のワークショップでは、各回でパン開発と販売を行い、お金を稼ぐことを実体験。栄養学科の学生が考えた、毎回の学びを記録する「世界にひとつのパンノート」を完成させます。
札幌市丘珠ひばり児童会館
児童会館における食育
放課後、児童会館を利用している子どもたちに対して食育活動を行っています。豚・牛・鶏肉の部位別パズルや玉ねぎ(札幌黄)に関するクイズ、年中行事かるたなど、遊びながら学べる講座を実施。また児童会館主催のクリスマスパーティーにも食育ブースを設置し、野菜のスタンプや食育クリスマスツリーづくりなどを行いました。子供達と楽しみ食育のやりがいを感じることができました。
公益社団法人 米穀安定供給確保支援機構
お弁当セミナー
自分に適した容量の弁当箱に、主食:副菜:主菜を3:2:1で詰めることで、エネルギー量が適正になることを、詰めて、食べて、楽しみながら学んでいます。学生が地域住民に栄養教育をする際の手法のひとつにもなります。セミナーでは、学内のセコマで揃う惣菜を使用しており、コンビニメニューでも組み合わせ方次第で栄養バランスが良くなることも学んでいます。
共同商品開発
だるま食品・コープさっぽろ
揚げてないカレー食パン
伝統野菜の玉ねぎ「札幌黄」を使った、揚げてないカレー食パンを学生が考案。試作を繰り返し、札幌黄のおいしさを引き出しながら、カレーの味を決めていきました。商品名も学生発案によるもの。約半年間をかけて完成した商品は、コープさっぽろの「北海道応援トドック」にて限定発売されました。今後、だるま食品とのコラボ商品がシリーズ化の予定も。商品開発は、苦労も多いですがそのぶん、完成した時の喜びはとても大きいです。
株式会社どんぐり
幻のカレーパン・しそごぼうベーグル
(どんぐり アリオ札幌店)
ロールキャベツおむすび
(てづくりおむすびの店どんぐり ル・トロワ店)
2020年から継続している札幌の人気ショップ・どんぐりとのコラボレーション。2020年度は、幻の玉ねぎと言われる伝統野菜「札幌黄」を使った「幻のカレーパン」を制作。2022年度は2つの商品開発を実施。ひとつは、若年層の栄養改善をテーマにした具だくさんの「しそごぼうベーグル」。試作段階からクオリティが高く、学生たちの自慢の一品。もうひとつは、伝統野菜のキャベツ「札幌大球」を使った「ロールキャベツおむすび」。ベジブロスで炊いたお米を活用し、SDGsの観点から商品開発に取り組みました。2023年度もどんぐりとのコラボレーションを継続します。
株式会社ベル・ライフ
株式会社北海道チクレンミート
カムイカリーの監修
株式会社ベル・ライフで運営する飲食店にて提供している札幌黄を使用した商品「カムイカリー」のレトルト化にあたり、商品の味とパッケージデザインを監修しました。栄養学科の有志でレトルトの試作品を試食し、味の感想や改善提案を実施。パッケージデザインに関しても、学生から意見を募り提案しました。アイデアが形になる嬉しさを体験。商品はECサイトなどで販売中です。
センチュリーロイヤルホテル・医療法人社団豊生会
さっぽろ収穫彩弁当
学生たちが大学農場「WILL FARM」で丹精込めて育てた伝統野菜をふんだんに使ったお弁当を、2021年に発売しました。メニュー開発を担当したのは、センチュリーロイヤルホテルの総調理長。ヤーコンピューレの入った北海道産鰤のムニエル、八列とうきびとまさかり南瓜ソースのトルティーヤ、ノーザンルビーの大学芋仕立て、ローストビーフには札幌黄を使ったソースを使用。彩り豊かなお弁当には、食べる方の「健康長寿」への願いが込められています。
株式会社COTOTORI
農家の息子の惣菜メニュー
大学農場「WILL FARM」で栽培する、伝統野菜のキャベツ「札幌大球」と、「インカのめざめ」「キタアカリ」を使ったレシピを学生が考案。このレシピをもとに、札幌の人気惣菜店・農家の息子が商品化。実際に学生が育てて収穫した3種類の食材を使って、「巨大キャベツ《札幌大球》のロールキャベツ」「インカのめざめのニョッキ」「インカのめざめと札幌大球のおからコロッケ」を、2018年に札幌市内のデパ地下で販売しました。店頭には学生たちもスタッフとして参加、お客様の反応に直接触れることができ、「おいしそう!」との声や笑顔に大きな達成感を得ることができました。
スープカレーのらっきょ
さとのスープカレー店のかぼちゃ菓子
サッポロさとらんど内にある、スープカレーのらっきょが運営する「さとのスープカレー」にて、学生たちの手づくりお菓子を販売しました。スープカレーの食材のひとつでもある「かぼちゃ」に着目。大学農場「WILL FARM」で収穫したかぼちゃを使い、プリンとスコーンを調理・販売したところ、どちらも完売!購入いただいた方からは「おいしかった」と嬉しい声をいただきました。
もりもと・遠別町
風の子もちっこあずきのこ
札幌保健医療大学の母体・吉田学園のルーツであり、米づくり最北の地である遠別町で育ったもち米「風の子もち」のもち粉と十勝産の小豆、網走産のオリゴ糖で作ったクッキー生地を、最中の皮でふちどった「風の子もちっこあずきのこ」。もりもとのトップパティシエとのコラボレーションで生まれた、和洋折衷スイーツを2018年に発売しました。ネーミングとパッケージデザインには、栄養学科の教員のアイデアが詰まっています。
株式会社北海道米菓フーズ・遠別町
北海道こだわりおかき
幻のたまねぎと言われる伝統野菜「札幌黄」と、米づくり最北の地である遠別町の「風の子もち」米を使用した「北海道こだわりおかき」を、2019年に発売しました。栄養学科の教員と学生が監修し、北海道米菓フーズの特許技術で焼き上げました。札幌黄が持つ甘みと辛味の絶妙なバランスを活かしたノンフライのおかきです。パッケージのたまねぎのイラストを学生が描き、商品を取り扱った丘珠空港の販売店から好評の声をいただきました。
浜塚製菓株式会社(池田食品株式会社)
札幌黄かりんとう
からだにうれしいかりんとう
札幌市で1950年に創業した、かりんとう一筋の「浜塚製菓」協力のもと、伝統野菜の玉ねぎ「札幌黄」を活かしたかりんとうを開発。「札幌黄かりんとう」は、玉ねぎの風味が強くなりすぎないように試作を重ねながら、札幌黄特有の甘みとかりんとうの香ばしさにこだわって作りました。「からだにうれしいかりんとう」とともに2021年に発売しました。
滝本食品株式会社
札幌市役所食堂ランチメニュー
2017年10月、札幌市役所の地下食堂にて、学生が考案した定食メニューが販売されました。この定食には、すべてのメニューに伝統野菜の玉ねぎ「札幌黄」が使用されています。大学農場「WILL FARM」での札幌黄の栽培加工体験で、「札幌黄を使ったこんな料理を食べたい!」という学生たちのアイデアから生まれたメニューです。「札幌黄の和ごころカレー」「札幌黄たっぷりスープ」「オニグラ風スープ」などが販売されました。
みれい菓株式会社
新プロジェクトが始動中!!
人気の“札幌カタラーナ”やバスクチーズケーキなどで知られるみれい菓とのコラボレーションが進行中。北海道の食材にこだわりながら、学生ならではの視点を取り入れた新たなスイーツを考案し、2023年度中の販売を予定しています。学生たちは毎週集まりながらお菓子のコンセプトやストーリーづくりを熱心に相談。商品化に向けて、頑張ります!
地域連携活動
NHK・積丹町
かだるフェス
NHKからの依頼で、2022年3月に積丹町で開催された防災イベント「かだるフェス」に参加しました。管理栄養士かつ防災士の資格を持つ栄養学科の教員が防災に関する講演会を実施。学生たちは、防災食のメニュー開発、レシピ作成、リーフレット作成、地域の方への防災食料理教室、炊き出しづくりを行いました。作成したレシピはリーフレットとして温泉施設などに設置。学生からは「たくさんの方に炊き出しを食べてもらい、喜んでいただけました」などの声が上がりました。
札幌市立丘珠小学校
インターンシップ
丘珠小学校の低学年の教室に訪問し、授業や給食時間を一緒に過ごしながら、教員の仕事を間近で見たり、学習や遊びの支援を行いました。学生からは、栄養教諭として教育実習に行く前に子供と触れ合う体験を行うことで、「児童のことが理解できてよかった」「教員になりたい気持ちが強くなった」などの感想が上がりました。
じゃがいもの会
地域ふれあいサロン
~子どもと高齢者の食事会
地域食堂の来場者に対し、料理の提供や食育講話を行っています。高齢者に対しては会話を楽しんだり、子どもたちとは手作りの「輪ゴム鉄砲」などで一緒に遊んでいます。「自分が作った料理を、おいしかったと言って食べてもらえた」「子どもたちとのふれあいの時間が楽しかった」など、学生たちは活動を通して地域の方との交流を深めています。
札幌市丘珠ひばり児童会館
遊びのボランティア
放課後、児童会館を利用している子どもたちに対して遊びのボランティアを行っています。絵を描いたり、ゲームをしたり、体育館で遊ぶなど、学生たちは児童と直接ふれあう経験を通して、大学では学べない児童理解を深めています。
農林水産省・
NPO法人青果物健康推進協会
農林水産省ホームページ
令和4年度「アフターコロナ」を
見据えた
野菜・果物の消費動向調査結果と
野菜・果物のレシピ紹介
アフターコロナによる野菜・果物の摂取量に関する調査結果を踏まえ、摂取量が増えた野菜(ブロッコリー、トマト、キャベツ、しめじ・なめこ)や果物(みかん、りんご、かき、キウイフルーツ)のほか、さまざまな野菜や果物を使用した一般家庭で作ることができるおすすめレシピを考案。学生のレシピアイデア11点が採用されました。そのうちの1つのレシピ動画が農林水産省のホームページで公開されており、高い評価を得ています。