お知らせ
2023.07.06
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【nipocafeサークル】活動の様子
nipocafeとは、本学栄養学科の1年~3年生が有志で集まった、nipocafeサークルのメンバーによる活動です。
名前の由来は、nikoniko pokapoka caféの略で、いつも子育てに頑張るお母さんを食でnikoniko笑顔にすることが、お子さんの笑顔につながり、親子で心がpokapokaになるという由来から、サークルの学生みんなで話し合って名づけました。
社会的な背景として、若い女性のやせ傾向、低出生体重児の増加、産後うつの増加や出生率低下が問題となっています。私(金高)は、周産期の栄養の研究をする中で、お母さんの栄養状態が子供の健康と関連があることを学び深めてきました。そこで、社会的問題解決の一助として、子育て中のお母さんとお父さん、そしてお子さんのための休息の場と、美味しくてその時期に必要な栄養を知ってもらい、召し上がっていただく場を作り、お母さんを元気にすることが次世代を明るくする鍵だと考えました。
妊娠~出産を迎えたお母さんたちは赤ちゃんに沢山の栄養のプレゼントをしています。出産後は特に、沢山栄養を補わなくてはならない時期になりますが、多くのお母さん方は自分のことは後回しで、ゆっくりご飯を食べたり自分のために休息をとることができないまま、子育てに奮闘していらっしゃることが多い現状です。
そこで、nipocafeサークルの学生さんたちは、子育て中のお母さん・お父さんを元気にするために、大学の授業で学んだことを生かして、栄養価計算、原価計算、試作をしながら、お母さん・お父さんが元気になる美味しいメニューや、お子さんが笑顔になる離乳食・キッズ食を開発して、栄養の知識をわかりやすくお伝えするリーフレットを作ります。
定期的に行うnipocafé当日は、東区のつぐの間さんにご協力を得て実施させていただき、お料理を作り、提供、接客、そして託児を行っています。さらには、おうちでも作りやすいように、学生さんが作ったレシピとリーフレットをお渡ししてご説明さしあげています。
学生さんたちがお子さんの託児を行っている間に、できたての美味しくて栄養チャージできるお食事をお母さま方にゆっくり召し上がっていただいていますが、「温かいスープを食べたのはいつぶりだろう」と感嘆の声をあげる声や、「こんな美味しいお料理をレシピをみながらおうちで作れるなんてありがたい!」、「普段偏食の子供が、全部残さずたべてくれて感動です!」と喜んでくださる姿をみて、とても嬉しくなります。
自分たちでカフェをやるのは大変なこともありますが、それぞれやりがいを感じていて、「食」で親子を笑顔にするということを叶えています。また、自分の考えたメニューを実際に届けたい方に召し上がっていただけるというなかなかできない機会を通じて、本当に大きな成長を遂げています。彼女・彼らたちがこの経験を通じて感じたことが、卒業後の活躍に繋がっていくことが大変楽しみです。(栄養学科准教授 金高 有里)
活動の様子は5/23付 北海道新聞全道版・朝刊、7/1付 毎日新聞にも掲載していただきました。そちらも是非ご覧ください。
名前の由来は、nikoniko pokapoka caféの略で、いつも子育てに頑張るお母さんを食でnikoniko笑顔にすることが、お子さんの笑顔につながり、親子で心がpokapokaになるという由来から、サークルの学生みんなで話し合って名づけました。
社会的な背景として、若い女性のやせ傾向、低出生体重児の増加、産後うつの増加や出生率低下が問題となっています。私(金高)は、周産期の栄養の研究をする中で、お母さんの栄養状態が子供の健康と関連があることを学び深めてきました。そこで、社会的問題解決の一助として、子育て中のお母さんとお父さん、そしてお子さんのための休息の場と、美味しくてその時期に必要な栄養を知ってもらい、召し上がっていただく場を作り、お母さんを元気にすることが次世代を明るくする鍵だと考えました。
妊娠~出産を迎えたお母さんたちは赤ちゃんに沢山の栄養のプレゼントをしています。出産後は特に、沢山栄養を補わなくてはならない時期になりますが、多くのお母さん方は自分のことは後回しで、ゆっくりご飯を食べたり自分のために休息をとることができないまま、子育てに奮闘していらっしゃることが多い現状です。
そこで、nipocafeサークルの学生さんたちは、子育て中のお母さん・お父さんを元気にするために、大学の授業で学んだことを生かして、栄養価計算、原価計算、試作をしながら、お母さん・お父さんが元気になる美味しいメニューや、お子さんが笑顔になる離乳食・キッズ食を開発して、栄養の知識をわかりやすくお伝えするリーフレットを作ります。
定期的に行うnipocafé当日は、東区のつぐの間さんにご協力を得て実施させていただき、お料理を作り、提供、接客、そして託児を行っています。さらには、おうちでも作りやすいように、学生さんが作ったレシピとリーフレットをお渡ししてご説明さしあげています。
学生さんたちがお子さんの託児を行っている間に、できたての美味しくて栄養チャージできるお食事をお母さま方にゆっくり召し上がっていただいていますが、「温かいスープを食べたのはいつぶりだろう」と感嘆の声をあげる声や、「こんな美味しいお料理をレシピをみながらおうちで作れるなんてありがたい!」、「普段偏食の子供が、全部残さずたべてくれて感動です!」と喜んでくださる姿をみて、とても嬉しくなります。
自分たちでカフェをやるのは大変なこともありますが、それぞれやりがいを感じていて、「食」で親子を笑顔にするということを叶えています。また、自分の考えたメニューを実際に届けたい方に召し上がっていただけるというなかなかできない機会を通じて、本当に大きな成長を遂げています。彼女・彼らたちがこの経験を通じて感じたことが、卒業後の活躍に繋がっていくことが大変楽しみです。(栄養学科准教授 金高 有里)
活動の様子は5/23付 北海道新聞全道版・朝刊、7/1付 毎日新聞にも掲載していただきました。そちらも是非ご覧ください。