看護学科２年生の「看護技術論Ⅱ」の看護過程に関する授業で、模擬実践の発表会を行いました。学生は紙上事例を用いて看護過程を展開し、立案した看護計画に基づいて清拭・洗髪・足浴・手浴などをグループごとに実践しました。

　発表会に向けて、グループディスカッションや実習室での実践練習を行い、準備を進めてきました。発表会では、学生が模擬事例の患者役と援助を実践する看護師役を演じ、ナレーター役が立案した計画の理由・根拠などの説明を行い、発表後は他のグループとの意見交換や教員からのフィードバックを受けました。
 
　発表会を通して、学生からは「他のグループからの質問を受けて、自分達が不足している視点に気づくことができた」「対象者の個別性を踏まえた看護を実践することの大切さを実感した」などの感想があり、多くの学びを得ることができている様子でした。