札幌保健医療大学

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地産地活への貢献

地産地活への貢献

本学では、地域貢献・社会連携活動の一つとして、栄養学科教員と学生、そして北海道内の食品企業等と共同で、道産農産物を活用した商品やレシピの開発を通じ、地域の産物を地域で活用する「地産地活」を展開しています。
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栄養学科開設年度の2017年度には、和洋菓子・パンの専門店「もりもと」と協力し、新しいタイプのお菓子「風の子 もちっこ あずきのこ」を発売。原料に本学園のルーツである遠別町の「風の子もち」や十勝産の小豆、網走産のビートオリゴ糖などを用い、産学官連携事業として商品化したものです(写真左)。
学生たちは、商品の味、形、命名、包装材のデザインなどを提案し活動しています。
2018年度には、同じ遠別町のもち米と幻の玉ねぎといわれる伝統品種「札幌黄」を使用した「おかき」を「北海道米菓フーズ」との協力で開発し販売しています(写真右)。
また、本学の農場で生産されたキャベツの伝統品種「札幌大球」を用いた惣菜をメーカー「農家の息子」との協力でデパチカ商品として開発し期間限定で販売。また札幌市役所食堂(滝本食品)と共同で「札幌黄」を使ったランチメニューを開発し提供しています。
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2020年度から、株式会社どんぐりアリオ札幌店で、「札幌黄」を贅沢に使用したカレーパンを期間限定で販売を開始。商品名は「幻のたまねぎ」札幌黄にあやかり「幻のカレーパン」。商品名や店頭にあるPOPの絵の一部は、本学栄養学科の学生が考案しました。
2021年度には、かりんとう一筋の「浜塚製菓株式会社」協力のもと、「札幌黄」の持ち味を生かした「札幌黄かりんとう」(写真上)と「からだにうれしいかりんとう」(写真下)を開発とともに販売を開始しました。玉ねぎは好き嫌いの多い野菜のため、風味が強くなり過ぎないよう試作を重ねながら、札幌黄特有の甘味とかりんとうの香ばしさにこだわってつくられました。

現在は札幌黄を使ったレトルトカレーの開発など、新たな商品やメニュー開発も含め、一層の「地産地活」を展開しています。